こんにちは!BANK SENSORのkayaです
今回は愛車 スズキ GZ125HS のキャブレターをオーバーホールしました。
購入時からオーバーフローの痕跡があり、アイドリング不調や加速時のもたつき、スピードが60km/hも出ないので「キャブをO/Hせんとまともに走れん」という事で渋々作業開始。
結果としてエンジンが見違えるほど快調になったので、その作業内容をレポートします!

🛠️ 症状とオーバーホールを決めた理由
- スピードが60km/hも出ない
- スロットルを開けた瞬間に息継ぎする
- 高回転までスムーズに回らない
これらは典型的なキャブの汚れ・詰まり症状。
特に 長期間放置車両や低走行の中古車 ではガソリンの劣化でキャブ内部が詰まりやすいので要注意です。
🔧 使用したもの
- キャブクリーナー(泡タイプ+浸漬用)
- パーツクリーナー
- エアダスター(コンプレッサー or エアスプレー)
- 新品ガスケット類(A‐TOP GN用キャブオーバーホールキット)
- プラスドライバー、ソケットレンチ、六角レンチ

🛠️ 作業手順
1. キャブの取り外し
シート・タンクを外し、インシュレーターからキャブを引き抜き。
フューエルホース・スロットルワイヤーも外してキャブ本体を取り出しました。
2. 分解
- フロートチャンバーを開ける
- フロート、ニードルバルブ、ジェット類を外す
- ダイヤフラム・スロットルバルブも点検
3. 洗浄
- ジェット類をキャブクリーナーに浸け置き
- 細い通路はエアで吹き飛ばして詰まりを解消
- ガソリンの固着で茶色になった部分もクリーナーでスッキリ
4. 組み立て
- 新品ガスケットを使って逆手順で組み立て
- フロート高さもサービスマニュアルに沿って調整
5. 車体へ戻す
- キャブをエンジンに取り付け、ホース・ワイヤーを接続
- タンクを戻し、ガソリンを流してエア抜き

👀 オーバーホール後の変化
- アイドリングが安定し、エンストしなくなった
- スロットル操作に対するレスポンスが良くなった
- 高回転までスムーズに伸びるように
- 排気音も安定して「本来のGZ125HSの音」に戻った
エンジン快調すぎる!!!
⚠️ 注意点
- ジェット類は細いので無理に針金などで突かないこと
- ガスケットは再利用せず新品に交換
- 分解中の部品は写真を撮りながら進めると安心
✅ まとめ:キャブ清掃は劇的に効く!
今回のGZ125HSキャブオーバーホールで、見違えるほど快調になりました。
やはり キャブ車は定期的なメンテナンスが命 ですね。
「最近エンジンの調子が悪い」「加速がもたつく」
そんな症状が出ている方は、ぜひキャブのOHを検討してみてください!




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